2010年05月24日

国松孝次警察庁長官銃撃

1995年3月に国松孝次警察庁長官が銃撃された事件は、
殺人未遂事件の公訴時効が成立したそうです。

銃撃事件の時効を受けて捜査に当たった警視庁公安部の青木五郎部長は、
記者会見に臨み事件はオウム真理教信者による組織的なテロと認めた
と語りました。

ブログ6

時効が成立した事件についてこうして所見を語るのは極めて異例の事らしく、
その理由について青木部長は教団には今でも危険性が認められ、
公益性があると判断したと
話しています。

この事について報道陣からは匿名とはいえ人権侵害ではないかとか、
一方的な公表は乱暴ではないかなどの質問が相次ぎました。

ブログ7

しかし青木部長は疑わしき人の保護よりも、
国民の生命を守る為とテロの悲劇を二度と繰り返さない事の方が大切だとして、
自らの判断を正しい事だと強調していました。

あのようなテロ行為が再び起こったとしたら、
それを野放しにしていたと批判の矢面に立つのは警察でしょう。

実際に危険な行為を犯して何十人もの命を奪っている団体の信用は
なかなか回復できるものではありませんよね。

様々な意見があっても良いのですが、
私は青木部長の発言に批判的な感情を抱く事はできませんでした。
  


Posted by shizuchan at 14:01日記